マンションは管理力!

From:野城郁郎
オフィスにて

「マンションは管理力」という言葉を一度は聞いたことがあるかもしれない。
今日はマンション管理についてあなたとシャアしたいと思う。
 

管理会社に任せてあるから大丈夫?

ご存じの通りマンションは自己所有の専有部とみんなの共有所有となる共用部、この2つの構成から成り立っている。言い換えると自由になるのは専有部のみとなり、そしてその他は管理組合による管理となる。今日はこのマンション管理についてあなたと一緒に考えてみたいと思う。

管理は管理会社に一任しているから大丈夫じゃない?

確かに、高いお金を毎月払い、マンション運営を委ねているので管理会社はマンションを良好に維持する当然の役目がある。

ココであなたに小学校の時を思い出してみてほしい。6年生に進級しクラスは3組となった。そこで、まず行うことは、1学期の役員を決めることだろう。学級委員長、副委員長、書記・・・。この役員がしっかりとしていればクラスはまとまりとてもいいクラスになる。
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ちなみに、僕は何度か委員長をやったが、自発的ではなく、仕方なくやったような委員長であった。結果は当然にあまりまとまりのないクラスになった記憶がある。あなたのクラスにも私のようなダメな級長がいたかもしれない。これは学校だけにとどまらず大人の社会でも一緒であり、会社も家庭も同じであり、マンション管理もこれと同じであると思う。
 
管理組合というひとつのクラスがあって、その中からクラス委員ではないが、理事会という役員が選出され運営されていく。管理会社はマンションに詳しい担任の先生といったところか? 学校は担任の先生次第でクラスが良くなる可能性がある。
これはマンションも同じであり管理会社次第でマンション運営も比例すると言えるかもしれない。ということは管理会社に依存し過ぎると方向性を誤るケースもあるということにならないだろうか? 
 

あなたの資産を守る・・・?

次に少しかたい話となるが、管理規約の(目的)にはこのように記してある。

「共同の利益を維持し、良好な住環境を保持するとともに、敷地、建物の美観維持、老朽化防止・・・・財産価値を守ることを目的とする」

管理規約は管理会社への文言ではなく、マンションを所有する人に対してのものとなる。そして、管理会社は組合を支援し、マンションを良好に維持するための助言や提案をするポジションとなる。
もう一度、読んでもらいたい、管理規約最後に「財産価値を守る」で締めくくられている。これをマンションでよく使われる「資産価値」に変えるとわかりやすい。「マンションを(資産価値)下落させない」状態に維持する。
そして、良好な管理が財産を守るということになる・・・・・あなたはどう感じただろうか。

それでは「良好な管理をするにはどうしたらいいのか?」ということになるが、マンションにはひとつ大きなハードルが存在する。それはマンション所有者はあなただけではく共同ということだ。全体(共同)ということは、一人一人の負担は軽減されるが、一人の意思では、どうにもできない煩わしさがある、そして簡単にコミュニティの形成という言葉を使うが、人の考え方はそれぞれであり好き嫌いもある。ココがマンション管理運営の難しいところではないだろうか。コミュニティ形成はマンションにとって大きな課題となるがこの話はここまでとしたい。
 

僕は嫌だなぁ。こんなマンション!

実際にこんな例があった。これは中古マンションを検討する際、内見での出来事。
内見の部屋に辿り着くまで、共用部に目をやっていると、共用廊下や1階屋根にいくつものタバコの吸い殻が落ちていたのです。
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あなたはこれをどう感じるだろうか?
僕は正直嫌でした。このマンションを見学にくる多くの人は、僕と同じようにココで悪いイメージをもったかもしれない。みんなのモラルが低下してることはないと思うが、何気ない状況においてマンション全体の評価を下げてしまうこともある。

マンション管理は、管理会社の提案によって進んでいくが、先ずはマンションと向き合う意識を持つことから始めたらどうだろうか。個々の小さな意識が同じ方向を向くことで自然とコミュニティが作られ、管理力のあるマンションへ進むに違い。・・・・・・と僕は思う。

マンション管理力の第一歩。私はこのように考えているが、あなたはどう思う?

それでは、
ーのしろ
 
 

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